山たより

<山に纏わる話を掲載します>
関東周辺の花の百名山

武甲山(セツブンソウ2.3月)、高尾山(フクジュソウ3.4月)、御前山(カタクリ3.4月)、川苔山(アズマイチゲ4月)、大岳山(イワウチワ4月)、三頭山(ハシリドコロ4.5月)、大山(ウラシマソウ4.5月)、生籐山(ホタルカズラ4.5月)、幕山(タツナミソウ5.6月)、金峰山(シャクナゲ5.6月)、石割山(オオバギボウシ6.7月)、赤城山地蔵岳(アツモリソウ6.7月)、赤城山黒桧山(クサタチバナ6.7月)、鶏頂山(ショウジョウバカマ6.7月)、大菩薩峠(ギンバイソウ7.8月)、高水山(ツルリンドウ8.9月)、高鈴山(センブリ9.11月)、大楠山(フユノハナワラビ11.12月)

※奥多摩三山  三頭山(1531m)・御前山(1405m)・大岳山(1267m)

※飯能三山   多峯主山(271m)・龍崖山(246m)・柏木山(303m)

※戸倉三山(五日市) 刈寄山(687)・市道山(795)・臼杵山(842)

山に関する用語

山 ・ 岳 ・ 峰 の違いは、詳細での分類は難しいのが現状の様です。全国の山の名前で、‥山と名付けられたものや、‥岳、‥峰と呼ばれるものも存在します。山 ・ 岳 ・ 峰を明確に区分する定義はありませんが、一定の基準はあるそうです。

山は、地形的に凸起した部分。岳は、高くて大きい山で山が連なりそびえるさまを表し、高く険しい意味合いを持つ。峯・嶺は尾根 ( 山の峰と峰とを結んで高く連なる所 ) のように突き出した部分を指す。「みね」には「峰・峯・嶺」がありますが、「峰」だけが「常用漢字表」に掲げられています。峯と峰は「異体字」という間柄。
異体字とは、同じ意味と音を表す漢字で、例えば“崖”と“崕”、“島”と“嶋”も異体字です。嶺は、山と領から成り立っています。領は、ひざまずいて神意を聴き入る姿や、服の襟首という意味なんだそう。ひざまずいたり、襟首というのは、一段低い格好や場所です。つまり、嶺は、本来は山頂に対していわば「肩」の部分、山頂より低い場所を表しているのです。

嵓・倉・鞍は屏風のようにそびえたつ岩壁、山稜や山腹に露出した大きな岩や岩場、または岩の古語を言う。山名や川(谷、沢)名に蔵、倉、鞍 などがつく場合は、露岩や断崖のあるものが多い。大台ケ原の千石嵓や大蛇嵓、谷川岳の一ノ倉、乗鞍岳などが浮かぶ。この「くら」は地名だけでなく、人間の体にもあります。胸ぐら、股ぐら、指の股ぐら、の三つがあります。この三つとも、両側が高くて真ん中が低くなっています。胸ぐらにしても女性は言うに及ばず、男性でも筋肉質であれば、両側が高くて真ん中が低くなっています。ということは、クラは山や川、谷、などの地形を指す言葉ではなく、もっと一般的なものだと思われます。ある歴史学者は、穴を掘って大事な物を埋めた(保管した)ことから、倉という穀物や大切なものを保管する建物を指す言葉ができたのではないかと言っています。(Webヒグの部屋から)

皇海山 光岳は何て読みますか? そうです。”すかいさん” ”てかりだけ”です。

では月出山岳(大分)[日田富士]、雲母峰(三重)、岨巒堂山(佐渡)、越百山(長野)、涌蓋山(大分/熊本)、子壇嶺岳(長野)はどうですか? では答えは以下に

答え⇒「かんとうだけ」「きららみね」「しょらんどうやま」「こすもやま」「わいたさん」「こまゆみだけ」(YAMA HACKから転掲)

一番低い山

日本で一番高い山は言わずと知れた富士山(3,7764m)、次いで南アルプスの北岳(3,193m)、間ノ岳(3,190m)、北アルプスの奥穂高岳(3,190m)、槍ヶ岳(3,180m)と続く、では一番低い山

国土地理院発行の地形図に掲載されている山で、日本で一番低い山は、日和山(ひよりやま)です。標高3メートル、宮城県仙台市の宮城野区にあります。

日和山はかつて標高6メートルの山でしたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、地盤沈下と津波に見舞われ消滅してしまいました。(その結果、国土地理院の地形図から抹消される)。しかし3年後の2014年4月、消滅したと思われていた日和山が、国土地理院による調査で標高3メートルの山として確認されました。そのため、再び国土地理院の地形図に掲載されることになり、日和山が日本一低い山として認定されました。

自然で古来よりある山のなかで日本で一番低い山は、弁天山(べんてんやま)です。標高6.1メートル、徳島県徳島市方上町にあり、とくしま市民遺産に選定されています。山頂には厳島神社という小さな祠(ほこら)が祀られています。

今まで低い山で一番だった天保山(てんぽうざん)は、標高4.53メートル、大阪市港区の天保山公園にあります。天保山は天保年間(1830~43)に安治川を改修したとき、泥あげした土砂を積み上げてできました。当時ここに高灯籠(灯台)を設け、入港船の目印としたため「目印山」と名づけましたが、天保年間につくられた事から、その周囲の地とともに天保山と呼ばれるようになりました。

日和山 (仙台市) - Wikipedia 弁天山 (徳島市) - Wikipedia

写真はウィキペディアから転写(右写真は弁天山)

難しい読み方の山
 
山名 位置 標高[m] 都道府県 備考
一尺八寸山みおうやま 地図 707 大分 1位。
爺爺岳ちゃちゃだけ 地図 1822 北海道 2位。北方領土の最高峰。
月出山岳かんとうだけ 地図 709 大分 3位。
雲母峰きららみね 地図 888 三重  
岨巒堂山しょらんどうやま 地図 751 新潟  
阿哲台あてつだい 地図 ※1 岡山 ※1 標高500m前後のカルスト台地。
梅花皮岳かいらぎだけ 地図 2000 山形、新潟  
本富岳もっちょむだけ 地図 940 鹿児島 モッチョム岳の別名。
鰻轟山うなぎとどろきやま 地図 1046 徳島  
後方羊蹄山しりべしやま 地図 1898 北海道 日本百名山。羊蹄山ようていざんの別名。
設計山もっけやま 地図 702 北海道  
万年山はねやま 地図 1140 大分  
父不見山ててみえずやま 地図 1047 群馬、埼玉 ててみずやま、ててみえじやまとも読む。
山毛欅潰山ぶなつぶれやま 地図 898 山形  
皇海山すかいさん 地図 2144 栃木、群馬 日本百名山。
子檀嶺岳こまゆみだけ 地図 1223 長野  
光岳てかりだけ 地図 2592 長野、静岡 日本百名山。
大根下山だいこんおろしやま 地図 1083 福島  
行縢山むかばきやま 地図 830 宮崎  
犢牛岳こっといだけ 地図 690 福岡  
天狗角力取山てんぐすもうとりやま 地図 1360 福島  
日本で一番多い同名の山(完全一致のみ計上)

①城山(298座)②丸山(187座)③愛宕山(122座)④権現山(90座)
⑤大平山(89座)
⑥高山(83座)⑦大森山(65座)⑧烏帽子岳(57座)
⑨飯盛山(96座)⓾妙見山(55座)

天 気

晴れと曇りの違いはなんでしょうか、感覚的に雲が半分なら晴れかなと思いますが、何と2割の晴れ間が覗ければ晴れだそうです。しかも目視で決めます。科学の時代だと言うのに何か人間的ですね。因みに快晴は雲の量が1割以下です。

秋の雲にはうろこ雲、いわし雲など名前がついている雲が多い。これらは高度5000~1万5000キロ程度にできる巻積雲で、その形から俗に名前が付けられている。秋だけの雲ではなく年中あるのだが、秋は空気が澄みわたり遠くまで見えることから秋の雲とされている。高度が高いところの雲(上層雲)には巻積雲以外に巻雲(すじ雲)と巻層雲(ヴェールのようなうす雲)があります。中層雲にはヒツジ雲(高積雲)が有名ですが、うろこ雲との見分けはできますか? 雲に向かって小指をかざし隠れるくらい小さい雲の集団がうろこ雲でヒツジ雲は人さし指でも溢れてしまいます。

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雲の俗称
巻層雲(うす雲)巻積雲(うろこ雲・さば雲・いわし雲)巻雲(すじ雲)高積雲(ひつじ雲)高層雲(おぼろ雲)乱層雲(雨雲)層積雲(くもり雲)層雲(きり雲)積雲(わた雲)積乱雲(入道雲・雷雲)

高さと形で決まる10種類の雲の名前

雲は何種類あるの?『世界でいちばん素敵な雲の教室』荒木健太郎

山の疲れない登り方・歩き方

【山の歩き方 How to】膝痛、筋肉疲労よサラバ! 登山で脚に負担をかけない歩き方をマスターしよう!  基本編

【山の歩き方 How to】膝痛、筋肉疲労よサラバ! 登山で脚に負担をかけない歩き方をマスターしよう!  トレッキングポール編

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□登りの歩き方

  • 膝をあげて歩く
    登山の歩き方は普段の歩き方とは違い、膝をあげて歩きます。街中を歩いている時には障害物はほとんどありませんが、木の根っこや石など障害物だらけの山では、それらにつまずかないよう膝をあげて歩くのが基本です。
    転んでしまうと怪我をする他に滑落してしまう危険もありますので、登山中は膝を上げて歩くよう心がけましょう。
  • 体にまっすぐな線をつくる
    頭から背中、腰、後ろ足(体重が乗っている足)まで一直線になるような線を作ります。この歩き方では、前に出す方の膝を上げた瞬間に体が一直線になります。
    膝も高くあげているのでちょうど階段を登ろうとしている時の姿勢に近くなります。
    残った方の足のみで体重を支えることになりますが、慣れると体勢がかなり安定しバランスがとりやすくなります。
    また体が一直線になると筋肉を使わず骨で体を支えることが出来るので疲れにくくなります。
    逆に背中を曲げて歩いてしまうと、筋肉でザックを支え筋肉の力だけで歩くことになるので疲れやすくなります。
  • 重心移動によって前に進む
    体に線をつくり、その状態から重心の移動によって進みます。こうすることにより余分な筋肉を使わずにバランスよく歩くことができます。
    前の足を上げた時体の一本の線ができ、前の足を着地したと同時に後ろ足の重心を前の足に移動させます。
    それと同時に後ろ脚を前に出し体の線を一直線にする、と言うように重心移動をしながら進みます。
    この時前方に倒れこむような気持ちだとスムーズに重心移動ができ、より楽に歩くことができます。
  • 足を開いて左右にブレない様に歩く
    足を平行にして歩くと斜面と同じ角度で足首を曲げなければならないので足首が疲れます。足を外側に開きながら歩くと緩和することができるので、登りでは足を開いて歩くのが基本になります。
    山の斜面の角度がきつければより足を開く角度を大きくし、緩ければ角度を小さくして調節しながら歩きましょう。
    しかし足を開きながら歩くと”脚”も開いてしまい、体が左右にブレやすくなります。 そうならないため、進行方向の直線上にカカトを重ねるようなイメージを持ちながら歩くと良いです。
  • 足の裏全体で着地する
    歩くときにかかとやつま先から着地すると関節を痛めやすく、疲れやすくもなります。普段の歩き方とは違って難しくなるのですが、登山では足の裏全体で着地するのが良い歩き方です。
    足の裏で着地し、体重をかかとからつま先に移動していくと言うのがベストな歩き方です。
    また着地の時に大きな音をたてる歩き方は良くありません。脚を前に出すのと同時に重心も移動してしまっているためこのような事が起こりますが、バランスも悪く膝や内臓にもダメージを与えてしまいます。
    常に後ろ脚に重心を残して静かに着地をするよう心がけましょう。
  • 小さい歩幅で歩く
    小さい歩幅で歩くとバランスもとりやすく疲れにくくなります。山の斜面によって異なりますが、前足のかかとから後ろ足のつま先までの間がおおよそ靴一足分以内の間隔が小さい歩幅です。
    前の脚を真下ではなく前に着地させると歩幅が大きくなりますので真下に着地させましょう。
  • ゆっくりと登り、呼吸にも注意する
    ハアハア言いながら速さで登るとすぐに疲れて疲労も大きくなってしまいますので、登りはゆっくりと登るよう心がけましょう。呼吸が乱れたときはペースを落とすようにします。
    また呼吸をおろそかにしてしまうと酸素不足になって疲れる原因にもなります。常にしっかりと息を吐いて吸うよう呼吸を意識しながら歩くようにしましょう。
  • 全身を使って歩く・トレッキングポールを使って歩く
    下半身の力だけで歩くと疲れやすくなりますので、体全体を使って歩くようにしてみましょう。
    初心者の方は腕を大きく振るうように歩くと全身の筋肉が良く動くようになります。
    またトレッキングポールを使うと自然に上半身の力を使って歩けるようにもなるのでおすすめです。
    しかしトレッキングポールにたよりすぎた歩き方をすると、体のバランスが悪くなり歩き方が変わってしまいますので注意が必要です。

□下りの歩き方

下りの歩き方も登りの歩き方とほとんど同じになります。頭から脚まで一直線の線をつくり、重心を移動させながら下ります。違う点は足を開かなくても良いことです。下りでは足を開かなくても十分に足首が楽なので、通常通り進行方向に向けてかまいません。膝も高くあげなくて良いでしょう。
また着地の時に前の脚に重心があると膝を痛める原因になりますので、前の脚が着地した時はまだ後ろ足に重心を残し、完全に着地しきったところで重心を前の脚に移動していきます。
こうすればドスンと着地することもなく、膝を痛めず静かに着地できます。また滑りにくくなります。

  • 急斜面の下り方
    斜面を下る際は恐怖心から腰が引けてしまい、体の線が地面と垂直ではなくなってしまいます。
    こうなってしまうと逆にスリップしやすくなり危険ですので、怖がらずに腰を引かないよう意識しましょう。
    なお急斜面の場合には腰を落としやや前かがみになり体の線を地面と垂直にし、また歩幅をかなり小さくして少しずつ下れば安定します。
  • 高さがある段差の下り方
    高さがある段差では一気に降りると怪我をしやすいのでゆっくりと降りるようにしましょう。
    進行方向に対し体を横に向け、膝をまげ脚を1本ずつゆっくりとおろす方法、また近くに木など掴まれるものがあれば、それ掴まりながらゆっくりと脚を下ろしてゆくのが良い方法です。
    これも通常の歩き方同様に、前の脚がついてから後ろの足の重心を前に移動させるようにしましょう。

□階段状の登山道の登り下り

ハイキングコースには丸太で作った階段の道がしばしばあります。傾斜がないので滑りにくい道ですが逆に疲れやすい道の一つでもあります。
階段がかなり長い場合もありますので、歩きやすさにまかせて”よいしょ、よいしょ”と力で登ってしまうと、疲れるほか膝を痛めやすくなってしまいます。

このような道の登りでは、まず歩幅を狭くし段差の下まで進みます。通常の登りと同様体に線を作り、後ろ足に重心がある状態で前の脚を高くあげ、ゆっくりと階段の上に脚を下ろします。そして真上に伸びるような感じで前の脚に重心を移動させて登ります。

この時反動をつけたり、後ろ足で地面をけったりしてしまうと疲れる登り方になってしまうので注意しましょう。長い階段が続いてもゆっくりとこのように登っていけば格段に疲れにくくなります。

階段の道では特に下りを気をつけなければなりません。
前の脚に重心があるまま階段をドスンと下りてしまうと全体重が前の脚にのってしまうため人体をいためやすくなります。その為下りでも同様に歩幅を狭くし、後ろ脚に重心を残したまま前の脚を着地させ、脚が下りきったら前の脚に重心を移動させるよう降りましょう。こうすればドスンと膝を痛める下り方をしなくてすみます。

段差が高い場合には一旦しゃがみ込んでから脚を出すと良いでしょう。この時も重心は後脚に残したままで、前足が着地しきったと同時に後足の重心を前に移動させます。

□NHKためしてガッテン

「驚き!超ラク山登り術 絶景を味わう科学ワザ」から

  • 疲れない山登り
    初心者の人がマイペースで歩くと、登頂時、疲労度が激増してしまう。人の筋肉には、瞬発力はあるが疲れやすい「速筋」と、力は弱いが持続力のある「遅筋」がある。山登りでバテないポイントは、なるべく速筋を使わず、遅筋だけで歩くことにある。ただ山では、つい速筋を使ってしまいがちなので、オススメが「歌を口ずさむこと」。歌いながら息が上がらないペースで歩くと、自然と速筋をほとんど使わずに歩くことができるという。放送では演歌を歌いながら行くのがいいという(疲労度は個人的感覚でなくFFという体内の疲労度を表す物質を測っていました)。しかし山道で歌いながら登っている人に会ったら、変な人がいると思われそうだ。歌じゃなくても、友達と会話しながらも良さそう。兎も角、心の中でなく口に出していないと効果はないそうだ。
  • 山登りの筋肉痛の正体
    登りにロープウェイを使い、下りだけ歩いた人と、その逆をやった人との比較では、下りだけ歩いた人のほうが、筋肉痛になりやすい。山は、下りのほうがきつい。これは経験的にも下りで疲れることを良く知っている。また、下りのほうが疲れも溜まってきており、怪我をしやすい。下りで、なるべく筋肉を傷つけずに歩くには、「小またで歩く」のが一番と説明している。登山では、登りも下りも大股歩きは疲れやすい。小またでゆっくり歩くのが、疲れず筋肉痛も起こさない。これは、登山やウルトラマラソンにも通じる歩き方である。そして、マタギが地下足袋で歩くような感覚で、登山靴でも歩くのがいいという。それはマタギの地下足袋は路面を直に感じて歩幅が格段に狭くなり負担は少なくなるそうだ。
  • 山登り序盤で張り切るとバテやすい
    山登り初心者の人で初めに山を早く登っていた人は、ゆっくり登っていた人と比べ心拍数が上がりやすく途中でバテやすかった。
  • ストックの使い方
    ストックがあると衝撃が少なくなるというのが常識で、そのためにストックが手放せないという人も多いでしょう。しかし衝撃を測定してみると、ストックありの方が衝撃は大きいという結果になりました。
    これはストックがある安心感から大きく歩幅を取っていたり、歩き方が雑になったりするので、却って衝撃は大きくなってしまうとのことです。本来の歩きから逸脱してしまっている。基本は二足歩行とう原則を忘れず、ストックはあくまでも補助的に使うということを忘れてはなりません。

  • 山登りの楽しみの食事
    登山ではやはり温かいものがいいようですが、脳波を測ったところ最もリラックスしている状態になったのは味噌汁で、次いでコーヒー、紅茶、煎茶の順でした。味噌汁は運動で失われがちな塩分やエネルギーを作るのに欠かせないビタミンB1が含まれていて、登山には最適なのだそうです。

以上はネットから転載しました。

山のグッズ

登山技術基礎 "解けない靴紐の結び方"|Kuri Adventures

トレッキングシューズの履き方と紐の結び方

 湖・沼・池の違い

環境省によると、定義は法令上では決められていないとしたうえで、一般的な意味をこのように説明しています。

湖沼:「みずうみ」(四面を陸地でかこまれて中に水をたたえたもの。池・沼などより大きく中央部に沿岸植物の侵入を許さない深度(5~10 メートル以上)を持つもの。)と「ぬま」(一般に、深さ五メートル以下で底は泥ぶかく、クロモ・フサモなどの沈水沿岸植物が生えている湖沼をいう。湖とは厳密には区別されていない。)の総称

国土交通省には測量行政を行う『国土地理院』という組織があります。そこでは湖、沼そして池について下記のように説明しています。

湖沼等の用語については,厳密に区分することは困難ですが,スイスの湖沼学者フォーレル(1841-1912年)は,湖沼の深さと水中植物の分布状況から次のように区分しています. 
 
湖:水深が大きく,植物は湖岸に限られ,中央に深い所には沈水植物を見ないもの 
沼:湖より浅く,最深部まで沈水植物が繁茂するもの. 
池:通常,湖や沼の小さなものをいい,特に人工的に作ったもの 
上記の定義による代表的な例には 
 
湖・・・琵琶湖,摩周湖,田沢湖等 
沼・・・印旛沼,伊豆沼等 
池・・・満濃池等 
などがあげられますが,地域の資源としてイメージアップするなど,呼称の変更(沼 → 湖)もあり,旧地名から考察する必要もあります. 
 
また,ダムによってできた池でも「○○湖」と名前がつけられており,地図では,上記の区分と関係なく,その土地で実際に呼ばれている名称が記載されています.

辞書と環境省、国土地理院の説明から、このように考えられそうですね!

池は湖沼より小さい水溜り、若しくは人工的に作ったもの。

沼は水深5m以下で沈水植物が水底で育っているもの。

湖は水深5m以上で、沈水植物が水底で育たないもの。

関東近辺の低登山